深海

ビッグウェンズデー
町から街へと飛び乗って
地下と地平線の誘いを漕いで交わすよ
星から星へ
黒から闇へ
皮膚に打刻されていく皺が語るよりも早い速度で移る人から人
街から街なんてまやかしなことと
昼は夢夜ぞうつつで知らされるナイトダイバー
時という野暮な言葉が生まれるよりも前にあった時の流れのなかに身を浸して
光るものが見えるかどうかの綱渡り
安定とは老練な曲芸師のこと
老練とは定住なき我が星のこと
星とは散りばめられたわたし僕たちのもうすぐ終わりのくる命のことだ