気がつけば思春期を迎え
宛先の無い言葉をノートに書きなぐるようになり
足を引きずり学校へ着けば、遠く軋む笑顔で整えて
全てが寝静まる闇の狭間だけに会話を求めた
自分が投げかけ、そして自分が答える
晴れも雨も、何も関係が無い自分の背中に自分が背をつけて座る矮小の世界のなかで
思いをインクに変えて落とすだけが意味だった
意味を求めない意味
殴れば凹むサンドバッグのように
切りつければ血が吹き出す刃のように
破壊と再生を繰り返す指先に背負われて歳が舞った

浮世をある程度、ある程度知り、触れ、浸る過程で神経は鈍り
慣れ
慣れ
図太くそしてか細く、再生を繰り返し

今日、詩なるものを書く

変わらないもの、変わらないことが唯ひとつあるとすれば
詩を書く作業は過酷だということ
書きながら涙が往往にして止まらないということ
息がつまり、息がつまり、呼吸さえままならないなか詩を書くということ

詩がわたしの命と裏表で繋がっているということ

書かざるをえないということ