肥った財布

そう、繰り返し
ワン・ツー
繰り返し
リズムは一定ではないが
反復して踊る起き上がり小法師
って程に立派ではなくて
不文律が知られるほどにメジャーでもない
歴史の醸成と並行して何度も何度も
焼き回しして白黒からカラーになる程度
それでも続けないと時折顔を出す
口調の浮き足
黒目の歪み
垂れる臓物と肥った財布
振り出しに戻るまでの力で思いきり叩け
目覚ましが鳴っている
いつもの天井
変わらない朝
パラレルワールドではないよ
繰り返し
財布の代わりに敬意を胸に
言葉は喉で絞り舌に抱き
肚を掌に再出発
さあ、繰り返し
ワン・ツー
いい朝をつくろう