サンダル便所

夢という言葉の持つ質のようなものがあるとしたらそれは喉につかえる程にどろどろとしたそしてじめじめとしたしつこい油汚れのようなものだ。簡単に洗剤で洗い流されてしまうような表層的な装飾では運河まで届かない。

なんでも簡単に垂れ流せるようになって現代にのみこまれてすぐに電波に零してソフトに依存して口々に顔を見知った気になって著名人の友人だと名乗ることが自分が何者でもないことの何よりの証と気付かずに鳩の糞を踏みにじって、そんなすかすかな人間だらけな御陰で僕は其処との差異に価値を生んでる。